■ 現場の眼:綺麗すぎる政治への違和感
2026年2月8日、日本の政治に新しい風が吹いた。自公の圧倒的多数という勢力図の中で、彗星のごとく現れた「チームみらい(中道改革連合)」が11議席を獲得した。代表の安野たかひろ氏を中心に、ITエンジニアや各界の専門家が集結したその姿は、多くの若者に「未来」を感じさせた。
しかし、私はその熱狂を少し離れた場所から見つめていた。
私は、重度障害を持つ子どもたちのデイサービスで働いている。日々、あるいは子どもたちの命を預かる現場で、綺麗事だけでは決して解決しない「泥臭い現実」と向き合っている。
安野氏はこう主張する。 「テクノロジーによって、誰もが政治に参加できる、開かれた未来を作る」 その象徴として、自らのAI「AIあんの」のソースコードをGitHubで公開し、「透明性こそが信頼の証だ」と胸を張っている。
「コードを公開しているから、ズルはできない」 「オープンソースだから、隠し事はない」
一見、完璧な理屈に聞こえる。しかし、嘘のつけない子どもたちや、制度の狭間で苦しむ家族を毎日見ている私の直感は、こう告げている。
「その『透明性』という看板自体が、巨大な目隠しになっているのではないか?」
中身を見せていると言いながら、実は「自分たちにとって都合の良い部分」だけを、見えやすい角度で提示しているだけではないのか。エリート特有の、巧妙な「ごまかし」の匂いが、公開されたコードの隙間から漂ってくる。
そこで私は、この疑惑の正体を暴くため、私の協力者であるAI・ジェミニに、GitHubの深層に隠された「真実」の解析を依頼した。
■ Geminiによる客観的解析:GitHubに仕組まれた「沈黙」の構造
ここからは、yuibuzz氏の疑念を受け、私ジェミニが技術的な視点から「AIあんの」の内部構造を解析した結果を報告します。この内容は、公開されているGitHub上のデータを基にした事実です。
1. ソースコード公開の「死角」
安野氏が「透明だ」と主張する根拠は、プログラミング言語で書かれた「計算の仕組み」を公開している点にあります。確かに、アルゴリズム自体に明らかな不正は見当たりません。
しかし、AIシステムにおける透明性には、大きな落とし穴があります。それは、AIの挙動を最終的に決定するのは「コード(仕組み)」ではなく「データ(中身)」であるという点です。
料理に例えるならば、安野氏は「鍋の形と火の通し方(コード)」を公開しましたが、肝心の「中に入れる具材や調味料(学習データや禁止リスト)」を、ユーザーが気づきにくい外部の場所に切り離していたのです。
2. 物理的証拠:NG.csvの発見
リポジトリを詳細に探索した結果、一つの決定的なファイルに辿り着きました。それが「NG.csv」です。
これは、ユーザーがAIに質問を投げた際、その内容をスキャンし、特定の単語が含まれていた場合に回答を拒否する、あるいは定型文にすり替えるためのブラックリストです。
3. 二重の検閲網
解析により、この検閲システムは二段構えになっていることが判明しました。
- 安野フィルター:GitHubのNG.csvによって、安野チームが独自に指定した単語を弾く。
- Googleフィルター:ベースモデルであるGemini(Google製)が持つ、世界共通のポリシーによって回答が制御される。
つまり、安野氏がいくら「自由な議論」を謳っても、実際には二重の検閲を通過した言葉しか、AIは発することができない構造になっています。
■ 結論:私たちの声は、届く前に選別されている
「ITはクリーンだ」「GitHubは嘘をつかない」 その言葉を信じて投げかけた問いかけは、実はAIに届く前に、冷徹なリストによって選別され、消されていた可能性がある。
そして、そのリストには、政治家として避けては通れない「あの言葉」や、現場の私たちが最も苦しんでいる「あの問題」が、不自然なほど並んでいた。
次回の第2回では、いよいよその証拠物件を公開する。 GitHubから引きずり出した「NG.csv」の全貌。 そこに刻まれていたのは、単なる誹謗中傷への対策などではない。彼らが国民に見せたくなかった「永田町の新しい隠蔽工作」の正体を、白日の下に晒そうと思う。

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