122兆円の「納期遅れ」——命を預かる現場から問う、野党の空転と予算の闇

政治関係 高市政権・自民党ウォッチ

1. 現場の「1分」と国会の「1週間」

2026年4月7日、ようやく令和8年度予算が成立しました。11年ぶりの「年度明け成立」という異常事態です。

私は毎日、ハイエースを運転してお子さんたちの送迎をしています。福祉の現場において、時間は絶対です。保護者の方との約束、お子さんのルーティン、そして安全な運行。私たちは1分の遅れも出さないよう、プロとしてハンドルを握っています。なぜなら、私たちが預かっているのは「荷物」ではなく、代えのきかない「命」だからです。

翻って、国会はどうでしょうか。 予算成立が1週間遅れるということは、4月1日から始まるはずだった新しい福祉支援や、地域の安全を守るための予算執行が止まることを意味します。現場が1分の遅れも許されない中で動いているのに、国のリーダーたちが「納期」を守れない。この無責任さに、まずは強い憤りを感じます。

2. 122兆円の内訳:本当に「今」必要なものか?

今回の予算総額は過去最大の約122兆円。その膨大な税金の使い道を見ると、野党が「反対」のためのパフォーマンスに明け暮れる一方で、もっと本質的に議論すべき「無駄」が放置されていることに気づきます。

特に世間から「本当に必要なのか?」と疑問の声が絶えないのが、「男女共同参画」に関連する予算です。

迷走する「男女共同参画」予算

令和8年度も、関連予算として巨額の枠が確保されています。もちろん、誰もが働きやすい社会を作るという理念は否定しません。しかし、その中身はどうでしょうか。

  • 実態の伴わないシンポジウムやセミナーの開催。
  • 膨大な報告書作成のためのコンサル委託費。
  • 現場のニーズとかけ離れた、理念先行の啓発ポスター。

これらに投じられる数兆円規模の予算(他省庁の関連事業含む)があるならば、なぜそれを、今まさに人手不足で喘いでいる「福祉の現場」や、子供たちの安全を守る「道路の整備」に直接回さないのでしょうか。

3. 野党の「不要論」:止めるのが仕事ではない

野党は「予算のチェック」を大義名分に審議を遅らせました。しかし、彼らが今回焦点を当てたのは、重箱の隅をつつくような政局争いばかり。

もし本当に国民の味方であるならば、 「こんな無駄な男女共同参画予算を削って、送迎バスの安全装置設置の補助金に回せ!」 「納期(3月末)は守る。その代わり、この項目の使い道は後で徹底的に追及する」 といった、建設的な動きができたはずです。

今の野党が行っているのは、渋滞している道路のど真ん中で車を止め、「エンジンの構造が気に入らないから動かさない」と叫んでいるようなものです。後ろには、支援を待っている子供たちや家族が長い列を作っているというのに。

4. プロの仕事、政治の仕事

フォークリフトの講習や、私たちが受ける安全運転教育。そこには「ルールを守り、責任を果たす」という明確な基準があります。基準を満たさない者は、ハンドルを握る資格を失います。

政治も同じではないでしょうか。

  • 納期(年度内成立)を守れない。
  • 反対ばかりで、生活を良くする代案を出せない。
  • 不要な予算に切り込まず、政局ばかり優先する。

これらを満たしてしまった今の野党は、もはや日本の政治という巨大なバスの「助士席」に座る資格すらありません。

5. 結びに:私たちが求める「納得感」

私たちは、汗水垂らして働いたお金を税金として納めています。 そのお金が、子供たちの笑顔や、安全な道路、そして未来への投資に使われるなら納得もいきます。しかし、1週間も国を止めた挙句に通ったのが、中身の薄い理念予算や、現場に届かない補助金では、あまりに報われません。

政治家の皆さん、特に野党の皆さん。 次に「反対」を叫ぶ前に、一度ハイエースの助手席に乗ってみてください。 1分1秒を争って、命を守るために走っている現場の熱量を感じてください。

「納期を守る」「無駄を省く」「現場を動かす」。 そんな当たり前の「プロの仕事」を、私たちは国会に求めています。

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