『デアデビル』S1・第7話:老いぼれ師匠と、捨て去ったはずの「愛」

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1. 最凶の師匠:スティックの再来

  • ストーリー: 街の闇を追うマットの前に、幼い頃に戦い方を教え、そして去っていった盲目の老人スティックが現れます。彼はある「兵器(ブラック・スカイ)」を破壊するために、マットに協力を求めます。
  • 深掘り: スティックはマットにとって「育ての親」の一人ですが、その教育方針は超スパルタ。彼はマットに「感情を捨てろ、情けを捨てろ」と叩き込みました。マットのストイックすぎる性格や、孤独を好む性質は、すべてこのスティックの影響であることがわかります。

2. 過去の回想:修行時代のマット

  • ストーリー: 視力を失い、周囲の情報の洪水に耐えられなかった幼いマット。スティックは彼に、その感覚を制御し「武器」にする方法を教えました。
  • 深掘り: ここで重要なのは、マットがスティックに「愛(親子のような絆)」を求めたのに対し、スティックはそれを「弱さ」として切り捨てたことです。マットが大切にしていたブレスレット(実はスティックがマットに初めて贈ったアイスの棒で作ったもの)を、スティックが冷酷に捨ててしまうシーンは、マットの心に深い傷を残しました。

3. 「ブラック・スカイ」の正体と決別

  • ストーリー: スティックが追っていた「兵器」とは、実は一人の少年でした。スティックは迷わず殺そうとしますが、マットはそれを阻止。二人は激しい師弟対決に発展します。
  • 深掘り: ここが最大の深掘りポイントです。スティックは「大きな戦争に勝つために、一人の子供を殺す」という冷徹な兵士の論理で動いています。対してマットは「どんな理由があっても、一線を越えて(殺して)はいけない」という自分の正義を守ろうとします。この価値観の決定的な違いが、二人の決別を決定づけました。

4. 結末:残された絆と、さらなる謎

  • ストーリー: マットはスティックを倒し、彼を追い出します。しかし、スティックが去った後、マットは彼が捨てたはずのアイスの棒のブレスレットをずっと持っていたことを知ります。そしてラスト、スティックは謎の男「ストーン」に、「マットは準備ができているか?」と問いかけます。
  • 深掘り: スティックもまた、マットを愛していた。けれど、来るべき「大きな戦い」のために、あえて心を鬼にしていたことがわかります。そして、フィスクとの戦いの裏で、さらに巨大な「戦争」が動いていることが示唆される、壮大な伏線回となっています。

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